季節の花ごよみ
春
丸山公園の桜
4月中旬、樹齢100年を超える100本あまりの山桜が、小高い丘陵全体を艶やかな桜色に染め上げます。丘の頂上には役の行者像があるほか、周辺には倭姫や空海にもゆかりの「敷津七不思議」と呼ばれる史跡群があり、この季節、お花見や伊勢本街道を散策する人々で賑わいます。
見頃:4月中旬~下旬
三峰山の白ツツジ
三峰山の新緑がまぶしい季節になると、白ツツジの花が咲き誇ります。若葉のやさしい緑色に花びらの白色がはえ、鮮やかに三峰山を飾ります。
見頃:5月下旬~6月初旬
夏
岡田の谷の半夏生
山の中に続く小道に入り、大きな榧(かや)の古木を通り過ぎると、棚田に半夏生が群生しています。葉の一部が白く化粧したように見える姿は、夏の涼となり見る人の心を癒してくれます。また、半夏生は奈良県のレッドデータブックで希少種に指定されています。
見頃:7月中旬~下旬
秋
ラッパイチョウ
土屋原の春日神社には、昭和44年御杖村史編集の際に初めて発見された、植物学的にたいへん珍しいイチョウです。筒状になった葉の形からラッパイチョウと呼ばれており、奈良県の保護樹木に指定されています。
見頃:10月中旬~11月上
冬
三峰山の霧氷
自然が生み出す氷の華「霧氷」。1月から3月にかけては、その幻想的な風景を見に、三峰山には一年でもっとも多く登山客が訪れます。また、その季節になると、麓のみつえ青少年旅行村では「霧氷まつり」が開催されます。
見頃:1月初旬~3月初旬
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更新日:2020年08月31日